反撃

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フラッシュは局短波無線ではまともにコミュニケーションがとれないと判断し、機体を左右に揺らし後方に回った。 機首に下部に付いているライトでモールス信号を打ち始めた。 「燃料残り僅か。母艦に帰投したい」 と打電すると、了解の合図が帰ってきた。 再び編隊を組み母艦を目指した。 いくらほどたっただろうか・・・ スライダーが叫んだ 「レーダークリア!」 「こちらムスタング!聞こえるか!??着艦まで後少しだ。着艦体制をとれ」 母艦からのECCMなのか、敵の電子戦機の影響範囲外なのかそんな事は、フラッシュにはどうでもよかった。 今は着艦に全神経を集中し、機体を降下させ始めた。
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