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アイラ...
アイラ...
愛しい人の声がする。
ずっとずっと探してた。
いつも心のどこかに埋められない寂しさを抱えてたのは
きっとあなたの存在がなかったからだ。
たった今。
思い出した。
あなたのことを。
どうして今まで忘れていることができたのだろう?
手と手を取った瞬間
この世には2人しかいないような錯覚を起こす。
いや、実際ここには2人しかいない。
「アイラ」
彼が私の名を呼ぶ。
「生まれ変わろう。一緒にいれた時間は短かったが、俺の心は永遠に変わらない。」
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