占い師

12/13
前へ
/19ページ
次へ
おばあちゃんに聞けば分かる、そんな確信があった。 あの夢のことも。 今のこの不思議な感情も。 話す必要はないだろう。 それであるから話は早い。 「私はどこに行けばいい?どこに行けばあの人に会えるの?」 おばあちゃんは顔をくしゃくしゃにして満面の笑みを浮かべた。
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!

21人が本棚に入れています
本棚に追加