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「ねぇ、聞いてる?」 クロノアは丸いボールのような姿の精霊に声をかける 「外は雨なんだからしかたないよ」 精霊はそう返事をした 「だからってさ・・つまんない・・」 少年は窓から外を眺め呟く 「雨の中で前みたいに外で遊んでたらまたじっちゃんに怒られるよ?」 精霊はこの前雨が降っていた日にクロノアのわがままに付き合わされて泥んこになって帰ってきた時のことを言い出した その時じっちゃんにこっぴどく怒られたのだった
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