3曲目

3/3
前へ
/90ページ
次へ
TRUTHはタキーが大学時代に書いた曲デス。   この曲は中学時代の同級生に捧げた歌デス。   彼はタキーが大学時代に自ら生涯を綴じました。   特別仲が良かった訳では無かったのデスが同じクラスだったし、何気に生徒会長を努めていたタキーはショックでした。   彼は穏やかで弄られキャラでした。 自分の意見を言わずにいつもニコニコしていた記憶がありマス。   彼は高校卒業後、父親の顔で就職しました。 一生懸命働いていた彼でしたが、本来要領の悪い彼に待ち受けていたのは職場でのイジメでした。   父親の顔に泥を塗れない彼が選んだ道は一番の親不孝でした。 前日に家族でバーベキューをした場所が良く見える高台の木で首を…   葬儀の時、タキーは友人の制止を振り切り、弔問に現れた職場の奴に掴みかかりました。   彼らは泣きじゃくりながら土下座をしました。   タキーは友人に抑えつけられながら言葉にならない叫びを放っていました。 何よりも何も出来なかった自分に腹がたちました。   普段から付き合いの無かったタキーがこんな事を思うのは偽善でしょうか?   Can you hear my voice? は タキーの叫びです。
/90ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9人が本棚に入れています
本棚に追加