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君の記憶の中の僕は正直者で、やさしい存在になってる でも、実際の僕はそんな良心の塊なんかじゃない 君を騙して、無償でこの世界を救おうとしてもらってる 君だって真実を知ったら腹が立つよね 僕が君の立場だったら間違いなく腹が立つ だから僕は知らせない 最後のときにだけ、君がこの世界に必要じゃなくなったら教えるつもりなんだ
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