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「答えられないの!?私なんかどうでもいいんだよね? 勝手に悩んで傷付いといたらいいんだよね? ……………………私にはお兄ちゃんしかいないの だから、お兄ちゃん………1つになろうね」 そう言って手に持ってる鋭利な物体を振り上げた 彩っ、好きだ! 叫びながら彩に抱き着いた 本当は彩の事、大好きだった でも!兄妹だからこんな気持ち捨てなければ…………… 許されない愛なら最初から選ばれなければ……………… とか思ってた そんな時に彩から告白されて凄く嬉しかった反面、やはり兄妹だから無理なんだという気持ちがあった そこで彩への想いを捨て去る為に彼女と付き合う事にしたんだ 本当は彩の事が凄く大好きだ! 彩をこれ以上ないほどに強く抱き締める もう手放したくない! 絶対に手放さない そう決心して強く壊れないように抱き締める 「……ごめんね、お兄ちゃん ……………もう手遅れなんだ」 彩は泣きながら振り上げてた手をおもいっきり振り下ろした その瞬間、背中に強烈な痛みが走った
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