45人が本棚に入れています
本棚に追加
「答えられないの!?私なんかどうでもいいんだよね?
勝手に悩んで傷付いといたらいいんだよね?
……………………私にはお兄ちゃんしかいないの
だから、お兄ちゃん………1つになろうね」
そう言って手に持ってる鋭利な物体を振り上げた
彩っ、好きだ!
叫びながら彩に抱き着いた
本当は彩の事、大好きだった
でも!兄妹だからこんな気持ち捨てなければ……………
許されない愛なら最初から選ばれなければ………………
とか思ってた
そんな時に彩から告白されて凄く嬉しかった反面、やはり兄妹だから無理なんだという気持ちがあった
そこで彩への想いを捨て去る為に彼女と付き合う事にしたんだ
本当は彩の事が凄く大好きだ!
彩をこれ以上ないほどに強く抱き締める
もう手放したくない!
絶対に手放さない
そう決心して強く壊れないように抱き締める
「……ごめんね、お兄ちゃん
……………もう手遅れなんだ」
彩は泣きながら振り上げてた手をおもいっきり振り下ろした
その瞬間、背中に強烈な痛みが走った
最初のコメントを投稿しよう!