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それは、8年前
スバルが12歳の時の出来事だった…
スバルは母親、父親、姉一人、兄一人
家族5人で仲良く暮らしていた。
スバルは友達と公園で遊び、帰った時だった…
ス「ただいまぁ～！！」
「シーン」
何の音もしなかった。
ただ時計の
「カチッ、カチッ」と言う秒針を刻む音しか・・・
変に思ったスバルは急いで
リビングに行くと…
元気のいい家族の姿は無く
あるのは…
「血」まみれの無惨な家族の姿だった…
ス「お母さ～ん お父さ～ん お姉ちゃ～ん お兄ちゃ～ん」
「グスン、グスン…」
「うわぁ～～～～」
「ハァハァハァ」
状況を理解した
スバルは急に外に飛び出した…
スバルは行く宛てもなく
ただ…ただ
走っていた…時々何かに伝えるかのように大声をだして…
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