夢と現と空飛ぶ部屋

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夢から現へ 朝、小鳥の囀りで目が覚めた、と思ったら騒々しい目覚まし時計が規定の時刻を報せるべく騒いでいた。 私は泣いていた、夢の中でも泣いていただろう。 私は体を起こしベランダへと足を運び空を見上げる。空の部屋は無かった。 当然だった。
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