--893な恋人-- 8

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貴ちゃん....大丈夫かな... 車を出て、もう1時間近く経つ. 詩織さんをみると、 あたしの視線に気付いたのか、 弱い笑顔をみせる. 《詩織さんも不安なんや....  そらそうやんね....  ここはあたしが明るくしないと...!!》  
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