味方か敵かどっちなんだい!

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「愚か者が!」 「っ…ルナ!」 ガードルの刃が私に下る。 「ッ…グランドダッシャー!」 さっき詠唱を済ました術の名を口にすると ガードルの足元は揺れ隙が出来た。 そして私の体は また勝手に動いていた。 身軽な体を利用して ナイフを手にしガードルの 腹の部分を切り付ける。 私だけでなく スパーダやルカもガードルの元へと駆けていた。 「ぬぅっ!」 みんなもそれに気付くと 攻撃をしていった。 「ツインバレット!」 「光破刃!」 「マーシレスハント!」 とどめとばかりにリカルド(氏)が技を放った。 「おのれ……転生人共…」 「…お前は……」 ガードルを見るリカルド(氏)。 知り合いか? 「…………。」 ガードルはそのままじりじりと 後ずさりしやがて逃げていった。 「ハッ!根性無しが! 勝負を挑んだのはどっちだったか!」 「全くだぜ」 よく戦闘でなるこの症状。 ルカやスパーダ、イリアは知っている為 そこまで驚く事は無かった。 この口調も行動も。 「ほら二人とも!さっさと行きましょ! またあんなの出てこないうちに!」 イリアはそうゆうと 早足で出口へ向かった。 さぁ行こう 次へと進んで 行く為に…。 あれ? いつの間に私元に戻ったんだろ? 普通に好きな事喋れる………♪
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