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ー こほん!では続けますよ。私は断りました。前世の者が来世の者に手を出してはいけない。そう思ったから。ですが、貴女は何度も何度も願いました。それに折れた私は、貴女に協力する事を誓いました。 ー
マジ?
私の家来?
それから
小さくなったのは
世界関係?
ー はい。小さくなったのはいきなりの出来事に貴女の体が反応してるようです。それから、私は貴女の家来ではありません。 ー
OH!そーりーそーりー
続けてー
ー ですが、私は既に死んでいます。なので時間がかかると話しました。すると貴女は『自分の記憶を全て消してくれるなら』と言う約束を付けて承諾しました。当時貴女の年齢は14歳。そして貴女は20歳までこの世界に留まりました。 ー
なるほどねー
だからスパーダやアンジュは知ってたのかぁ。
私はずっと昔に接触してたんだねぇ。
でもさ
アンジュはいいとして
なんでスパーダは私の事覚えてないわけ?
酷くね?
ー 私は貴女がこの世界を離れた後に貴女と接触し記憶がある方のみ記憶を消去させていただきました。ですが、アンジュ様は何故か思い出してしまったようです。ー
わぉVv
アンジュさっすが~。
でもさでもさ
私は20に地球に行ったんでしょ?
なんで14歳?
なんで小さい頃の私の写真とかあるわけ?
ー 若返らせました。それと作らせていただきました ー
私の記憶も…?(若返させるって…Σそんなん出来るんかい)
ー はい ー
後さ…。
日本は黒髪に黒い瞳でしょ?
なんでピンク髪で緑色の目をした私は変な目で見られなかったわけ…?
ー それも…少し弄らせていただきました。 ー
つまり
私は作られた場所で生きてきたわけか…。
ー すいません… ー
え
なんで謝ってんの?
私なんかした?
ー 怒らないんですか?全て作られた記憶なのに… ー
怒る訳無いじゃ~ん!
サミュエルのお陰で何にも無かったわけだしさ!
まぁ
平和過ぎてつまんなかったけどね!
ー そうですか… ー
そうっすそうっす!
ー では…一つ質問です。貴女はここで暮らしていた頃の記憶を取り戻したいですか? ー
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