アンジュさっすが~

9/10
前へ
/203ページ
次へ
そりゃあ! 18歳のアンジュとか 恐らく小さいと思われる スパーダとか見たいし! ー 辛い過去もありますよ? ー 乗り越えてみせるぜベイベー★ なんつってー★ ー 分かりました。では…手を前に出して下さい。 ー 私が手を前に出すと サミュエルは私に近づきそっと手を上に乗せた。 小さく何か言うと私の手の上から手を退けた。 するとそこには少し大きな玉があった。 翠色になったり蒼色になったりしている。 ー それを心に押し込んで下さい ー Σ押し込むの!?? これを!? 痛いじゃん! ー 本当に元気ですね。大丈夫です。痛くありませんから ー ちぇ 痛かったら怒るよ! そういうと 玉を胸に押し当てた。 するとすーっと中に入って行った。 Σうおっ!?? 神秘の力だ! ー ;;では…私はこれで…何か聞きたい事があればまた ー え!?? 私どうなんの!? ー 今から貴女は自分の記憶に堕ちて行きます。 ー えー なんかめんどくさ~い って …あれ 気が付けば そこにサミュエルの姿はなかった。 見えるのは… 「ルナ。早く殺しな。」 「やだ!父さんも兄貴も間違ってる!」 「これは命令だ。さっさと殺れ」 「殺しなんていや!何で…何で分からないの!!」 必死に兄らしき人に訴える私。 前には男 てか兄貴背高っ。 やっぱチビは私だけ!? 「ふん。素は本当に落ちこぼれだな。 こうすれば…話は別だが。」 そう言うと 兄貴らしき彼は自分の手を少し切った。 「…………!!」 微かに薫る…。 これは血のにおい…? すると私は豹変し 前にいた男の人を 持っていた刀で素早く切った。 これが癖か… スゲーな 微かだったのに…。 マジで。 感触……手に感触残ってる…。 テンション下がる ぐろ。 あーリカルド氏を嫌がった意味が分かったような気が…。 見方によれば傭兵も殺し屋ににたもんだからな。 次に巡って見えたのは 雨のなか座り込む私。 恐らく逃げ出した(家から)後だろう そこに一人の年寄りが。 ……ハルトマンじゃね?
/203ページ

最初のコメントを投稿しよう!

64人が本棚に入れています
本棚に追加