露出度たけぇ

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それから数分後 みんな目が覚めたように騒ぎだした。 「ねぇルナは?ルナは何か見えたの?」 私に気付いたようにルカが私に声をかけた。 「ううん。見てない。何にも。」 「って事は…。」 「ルナはこの時にはもう………。」 そういうと肩を落とす約数人。 「そうだね。死んでるみたい。 でもそこまで気分落とさないでよ。 キノコも手に入ったし戻ろうよ」 「…そうだな」 そう言うとみんなして引き返した。 ずっと歩き続けた私達は.もう少しで出口に到着場所まできていた。 そんな時に私達は足を止めた。 目の前に犬がいたから。 「う…うわ!い。いぬ!!」 「犬だな」 「見ればわかる。二匹いるな」 「見ればわかるっての!!」 ツッコミをいれるイリアと私は 先頭を歩いていたが 一瞬で固まってしまった。 だって犬大嫌いだもん。 「み…みんな!動いちゃダメだよ! むやみやたらに動いたら…え…餌食に…」 私はぶるぶると足を震わしながらいった。 「お前。犬怖いのか?」 なんてスパーダが言う しかもいつもと口調違うし。 おい キュンってなるからやめろ。 「こ.ここわいわけないじゃんかなにいってんのすぱーだわたしはむ.むてきのるなさまであってこんないぬっころにこえをあごるような「分かった分かった!怖いんだろ。こっちこいって」 そう言うと私の手をひいた。 「きゃあ!狙われる!噛み殺される!」 「落ち着け。」 頭をぽんぽんされ何とか大丈夫だと気付く。 隣にも私の仲間がいた。 アンジュ。 仲間いてよかった。 スパーダの後ろに隠れて 少ししゃがみながら犬の方を見ると いきなり引き返していった。 「い…いった…?もういない?」 安全が欲しかった為にスパーダの手をぽんぽん叩いた。 したら「多分な」って言われた。 曖昧だな。 まぁ良いや。
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