露出度たけぇ

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だが安心したのもつかの間 なんか少年が奥からやってきた 「この気配.ヴリトラだね。 天地を轟かす龍神の気は忘れもしない」 ヴリトラ…聞いた事ないなあれかエルだな。知ってるイコール転生者か。 気配でエルをヴリトラだって認識する事が出来るとはやるな。 少年…。 上半身裸だな。 露出スゲーな。寒ないの? 「んん?自分いったい…。」 「ボクだよ。わからないか?」 「…………」 分かるかバーカ。 お前見るからに野蛮やんけ。 私が野蛮人に見えるか? 「創世力の番人.ケルベロス。あんたかいな」 「今はシアンって名さ。」 Σわかったんかい! エル!お前何者だ! 「おい.ヴリトラ!創世力はどこだ?」 「なんでウチに聞くん?どう考えても自分のんが詳しいやん」 「天上崩壊を見届けたお前なら.地上のどこに落ちたのか知ってるはずだろ? ボクに教えろ!」 またかいな。 意味わからん話するん好きやなぁ 自分ら つまらんわぁ。 はよおわらんかな。 シンフォニアやったらこんな細かいの無いのに…。 多分。 「ボクを無視するなっ!創世力について聞いているのはボクなんだ!」 「Σわっ!」 いきなり怒鳴るなよ。なんかあんたに不満ばっかだ。 「知らんモンは知らんやん。自分.もう帰ってえぇんちゃう?」 「とぼけるな!お前が知らないはずないんだ!」 その確信はどっから? 全く。よく分からんわ。 「繰り返すが.何故創世力を求める?返答次第では……痛い目に合ってもらうぞ」 リカルド(ルドッドン)が声を低くしてシアンを脅す。 大人げないぞ。ルドッドン。 「リカルドさん.子供相手にそんなえげつない脅しは…。」 「ビ.ビビらそうたってそうはいかないんだからな!その力を使って理想郷を築く為だ!」 怖いのかよ。 私はお前の犬怖いわ。
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