夢と最期

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「あ…アンz「なあ、アンジュ姉ちゃん」 私が言おうとしたところ、エルに遮られた。 止めてよエル!こんな時に! 「どうしたの?」 「ウチ、字ぃ読まれへんねん」 「私m「オレ、本読めねーんだけど」 ス~パ~ダ~ あんたもか! あんたも私を虐めるのね!?? 何!?私が不良化しても言い訳!? 「だからわたs「ワタクシ、ナイフとフォーク以上の重たい物を持てませんの」 イリアまで! みんなわざとでしょ! スパーダなんかこっち見て笑ってんじゃん! イリアも! 酷い!分かってる癖に! ヘタレスパーダの癖に! 奥手イリアの癖に~! 馬鹿馬鹿! 二人のバカヤロウ! アンジュはというと 私に気付いてくんないし! アピールしようにもスパーダが邪魔で アンジュの目の中に入ってないし! もー!泣いちゃうぞ!いいの? 本気で泣くよ!?? 知らないよ! 図書館は静かにするとこなのに 私が泣いたら静か所か苦情来ちゃうよ! 「じゃあ、こうする! スパーダ君はルカ君の助手。 イリアはわたしの助手。 エルはリカルドさんの手伝い。 ルナちゃんは一人で大丈夫ね? これでサボったりは出来ないでしょ?」 「まっt「良いだろう。さっさと始めようか。」 オイ!リカルド!! ふ、ざ、け、る、な! みんなして何さ! どんだけ私に怨み持ってんのよ! いじめはしちゃダメなんだよ! もうやだ……。 「はい、はじめね」 あ………。 やる気出ない。 私は肩をがっくし落としながら本棚へ向かった。
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