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私の体は進む。
チトセの隣へ
「ルナ!どうしたんだよ!
さっさと戻って来い!」
いきたいよ―――
「ルナねぇちゃん何してん?
早くこっちきいゃ」
行きたいよ―――
「…ルナ?何をしているの?
僕たちと行くんだよね…?」
行きたいよっ!―――
「無駄だよ。ルイネシャルアは、
俺の操り人形何だ。
勝手に逃げ出したお人形に、
またお仕置きをしないとね…。」
いき…たい……よ…
現れた……。この男が………。
私の体は…闇に包まれた。
また私に、糸が通された。
そう、蘇る、遥か昔の記憶が…。
…お兄ちゃん…が
いる限り…私に自由は訪れない…。
だっていつも…
いつもそうなんだもん……
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