私に怨みでもあったのか、ハスタ

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「俺とした事が…以前、 コイツの脳天に弾丸をブチ込むのを 忘れてしまっていた… 今度は手抜かり無いようにせんとな。 さあ、そのよく動く口、 永久に動かんようにしてくれる」 リカルドが言い終わった時、 ハスタが記憶の場に足を踏み入れた。 シーン…。 あー…またか…。 こーゆーのつまんねぇ。 みんな、固まっちゃってるよ…。 ……固まってる。 みんな…ハスタも……。 ………隙あり? 「てりゃぁぁぁぁ!」 ナイフナイフ!ナイフこーせん! 私はこの隙を吉と読み、無造作に取り出したナイフを構え ハスタ目掛けて走って行った。 ひゅ~(口笛)、マジ余裕! Σ!! 余裕余裕、大余裕! ロイドォォォォォォォォ! 私はロイドの力を借りて(多分気のせい) ハスタを突いた。 ……と、思ったんだけど…。 「子猫ちゃん、いただきまシた。」 …………………「まぁじぃでぇぇぇぇぇ!!?????」 フと見上げればハスタさん。 私は腕を掴まれ、捕獲された。 ねー、今のはちょっとずるくなぁい? ふつー誰もが「隙ありだぜ!」とか 思うとこじゃん。なのに捕まえちゃうって…。 「マジKYじゃね?」 空気読めーみたいな? 「てめぇ、ハスタ!」 スパーダくん。 心配してくれんなら叫ぶんじゃなくて 助けろ。叫んでも私、助かんないからさ。 「行くんだぷー」 「ぎゃぁぁぁ!槍振り回すなぁ!」 結果、私は足手まといになりました。 ……ゴメン、みんな。
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