64人が本棚に入れています
本棚に追加
「俺とした事が…以前、
コイツの脳天に弾丸をブチ込むのを
忘れてしまっていた…
今度は手抜かり無いようにせんとな。
さあ、そのよく動く口、
永久に動かんようにしてくれる」
リカルドが言い終わった時、
ハスタが記憶の場に足を踏み入れた。
シーン…。
あー…またか…。
こーゆーのつまんねぇ。
みんな、固まっちゃってるよ…。
……固まってる。
みんな…ハスタも……。
………隙あり?
「てりゃぁぁぁぁ!」
ナイフナイフ!ナイフこーせん!
私はこの隙を吉と読み、無造作に取り出したナイフを構え
ハスタ目掛けて走って行った。
ひゅ~(口笛)、マジ余裕!
Σ!!
余裕余裕、大余裕!
ロイドォォォォォォォォ!
私はロイドの力を借りて(多分気のせい)
ハスタを突いた。
……と、思ったんだけど…。
「子猫ちゃん、いただきまシた。」
…………………「まぁじぃでぇぇぇぇぇ!!?????」
フと見上げればハスタさん。
私は腕を掴まれ、捕獲された。
ねー、今のはちょっとずるくなぁい?
ふつー誰もが「隙ありだぜ!」とか
思うとこじゃん。なのに捕まえちゃうって…。
「マジKYじゃね?」
空気読めーみたいな?
「てめぇ、ハスタ!」
スパーダくん。
心配してくれんなら叫ぶんじゃなくて
助けろ。叫んでも私、助かんないからさ。
「行くんだぷー」
「ぎゃぁぁぁ!槍振り回すなぁ!」
結果、私は足手まといになりました。
……ゴメン、みんな。
最初のコメントを投稿しよう!