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「ちょ、ちょっと待ってよ!
この人と戦うの?だって人間じゃないか!!」
人間だけど
なんか臭そう…。
「そうだ、早く倒せ。
さもなくば死ぬかもしれんぞ?」
死ぬのはやだな
こんなとこで。
まぁ
多分それは無いわ。
「やだよ!モンスターならともかく…この人にだって親や友達が…」
モンスターにも親や友達がいると思うが…。
ルカがそう言うと、男がルカを見て目を見開き凄い顔でルカを睨んだ。
……キモ。
「貴様ッ!!」
「え?僕…?」
「覚えて…いや、思い出したぞ!貴様に殺された同胞を!そして貴様に砕かれた四肢の苦痛を!」
「やるなルカ。ルナちゃんびっくりだ。」
「あんた、見た目によらず残酷な事するのね」
「そ、そんな!人違いでしょ?
ケンカなんてした事ないし…ましてや人を殺すなんて!!」
見た目に騙されちゃダメだな。
ルカにちょっと警戒すべきか…。
いきなりエンドなんて嫌だからね。
あーコワイコワイ。
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