夢は叶わない

仲直りしてないな

皆様大変です。
私の足が…
真っ赤です。

「る、ルナ？」

「あんた、何して…」

「……………。」

みんな。
そんなに見ないで下さい。
自分でも今何したのか
よく分からないんですよ。
スパーダなんかもう
無言じゃないですか。
めちゃ引いてません？
引かないでよ。
もう、自分で自分を引いてしまいたいのに。
てか、靴欲しかった。
感触が…。キモチワルイ…。
うわぁ。吐き気が………。

とにかく！説明？うーん。
ほら、僕は知らないんだー。的な事言わなきゃ、本気で変な奴に思われるし…。

「ぁ……えと……私……えー」

あー。
思い付かない。
ちょっと誰か！
この空気どうにかして！
無理。
堪えられない。Help。

私は助けを求めるように仮面クンとメタボを見た。

「ぁ、ああ。素晴らしい力であった。」

「は…ははっ」

おい。メタボはいいとして。
仮面クン。何笑ってんの？
フォローだよフォロー！
なんとか言えよ。

「…褒美として激戦区『西の戦場へご招待』だ。」

「戦場……。」

ルカがまた俯いてそうぼやいた。