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「ハスタ、貴様は奇襲作戦のメンツには入っていなかったはずだが?」
ハスタっていうんだ~パスタみたいだね~…………
え?
今奇襲作戦って言わなかった?
敵?ハスタ敵なの?
てか誰か私の存在に気付こうよ。
ケツ見えない?
顔の横辺りにあるケツ。
「おーっと、人の口上を遮る礼儀知らずのバカはっけ~ん。罰として殺しちゃっていい?…脳内裁判で問答無用の惨殺刑でいいと判決を頂きました、頂いちゃいました。緊急時なので控訴は却下だポン」
「……貴様、何が目的だ?略奪でもしに来たか?」
するといきなりハスタが背筋をピンと伸ばした。
「Σわっ!」
ビックリした。
いきなりピンってしたら
うわってなるでしょう!
馬鹿!
「えー、さてさて問題です。オレは何しに来たんでしょうか?
1.花を摘みに
2.夜空がキレイなので散歩
3.奇襲部隊への伝令」
「いやいやしかし.3ばん!」
真面目に答えなくて良いよ!
…あれ?
私この声聞いた事ないぞ?
だれ?
私の代わりか!
くそ……手が早いな…。
私と仲直りなしかいな(ベシィ
「ぶっぶ~!まだ問題の途中です~。正解は4番。手応えのないザコ殺しに飽きてリカルド氏を相手に楽しもうかなっと刃物と子猫ちゃん持参で表敬訪問、…でしたッ!」
ぉい。
子猫って私の事か?
結局は何の為に此処に連れて来たんだよ。
あ!分かった!
人質だろ?
ふん!
私を舐めんなよ!
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