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「貴様…傭兵部隊の面汚しめ。いいだろう、軍法に代わって、俺がお灸をすえてやろう」
リカルド氏と呼ばれた男はライフルをハスタに向けた。
「あ、あの…」
「ルカのお馬鹿!ほっときなさいよ!」
「ち、違うんだイリア。ハスタさんの肩にルナが……」
ルカ!
お前は気付いてくれたか!
ルナねぇちゃんは嬉しいぞ!
「「え…」」
やっぱり気付いてなかったんかい(バシッ
ヒドイナ。二人して
「分かってんなら…早く助けてよ……ルカ。私……頭に血昇って……しんどい。……死ぬ」
「てめぇ…ルナを返せ!」
ぉ。スパーダくん私は嬉しいよ。
喧嘩中にも関わらず助けてくれるんだね。
「子猫ちゃんは連れて帰るポン」
あ-頭痛てぇ。
ガンガンする。
あ、リカルド氏がライフルをハスタに撃った。
それを避けて…攻撃を加えようとした所.スパーダに隙を突かれた。
ぁ-、落ちる。
誰かキャッチして-。
うお、スパーダがキャッチしてくれた。
姫抱っこだ。
はずいな。
なんか話し掛けてるけど
頭ガンガンしてて聞こえない。
いきなり走り出した。
どうした。
あ、ハスタとリカルド氏が戦ってる。
なるほど。隙をついてにげたか。
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