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「ええっと、こいつはルカ。
んで、このウルサいのがイリアで
なんか抜けてそう「抜けてません」
……ルナ、このちっこいのはコーダだ。」
抜けてるなんて失礼な。
フザケルナ!バカーダ!
「ルカ・ミルダです。
この度はお世話になります。
よろしくお願いします。」
ルカが礼儀よく挨拶した。
私もちゃんとしようかな。
日本の流儀を見せてやる!
私の出来る範囲で。←
「これはこれはご丁寧に。
ミルダと仰いましたが、
ミルダ商会のお家筋の方ですか?」
「はい。そうです。
父が会長をしております。」
「これは失礼いたしました。
商会とは深い付き合いを
いたしております。
今後ともお坊ちゃまを
よろしくお願いします」
…………ルカ。
君もか。
ボン第二号だな。
まぁ
見た目からしてそんな感じ
しなくは無いね。
服とか明らか一人だけ違うし。
「えーっと、あたしはイリア。
イリア・アニーミよ。」
「コーダはコーダだ。
しかし、よろしくな、じじぃ」
そうか。
コーダと言うのか。
にしても
やるな。←
コーダ。じじぃだなんて。
いや、礼儀が無いだけか。
よし。私の番だな。
「ルナ・ミリナルと申します。
いきなり大勢で申し訳ありません。
私もお客として無礼がありませんよう
気をつけます故、
今晩はどうぞ宜しくお願いします。」
そう言って一つ深々と頭を下げ挨拶をした。
はっ!
決まったぜ++
どうよ?
なんか変なとこあったような気もするけど…頑張った。
日本の顔を汚さぬようにb
回りを見回すと皆口をあんぐりと開けて呆然としていた。
何?私なんか悪い事言いましたか?
「ほほぉ。
貴女はどちらかの貴族様でしたか。」
「え!??いえ!
違います!一般人です!」
とまぁ。
皆にやたら驚かれました。
そこまで反応しなくてもよくね?
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