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「あの…さ。
私、昔結構色々あったんだよね
……それで…全てから逃げて、
今見上げた空が余りにも綺麗だったから、つい大袈裟に言っちゃっただけ。…ほら.住む世界が違うとかなんとか言うじゃん?」
私結構やるでしょ!
表情もバッチシよんVv
苦笑いしながら目を伏せる。
完璧。
「……わりぃ」
うわぁ
すげぇ罪悪感が!
ごめん!ごめんねスパーダ!
でもこれもあなたの為なんだよ!
「ううん!全然大丈夫!
なんなら何時でも聞いてこい!………ぁ」
言い過ぎた。
普通の人は辛い過去掘り出して欲しくないよね。
もう
肝心なとこでやっちまったよ。
「なぁ……その…色々って…?」
Σ聞くんかい!
なんや聞くんか
まぁ流そう。うん。
さて
またもどうしょう。
「あ~…ほら。
親からの虐待…とか
なんか厳しい修業の毎日…
とか………。」
「……………………。」
無言やめてぇぇぇぇぇ!
「ぇ…あの…。スパーダ?」
スパーダはただ顔を伏せていた。
私も気まずくて下を向き考えていた。
バレたらやばくね?
いやだって。
私スパーダの事騙したわけで…
あぁ
罪悪感が
痛いわ。
スパーダ。
ごめんよ。
まぢで謝る。
すみませむ!
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