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「ルナ~早く起きなさいよ~」
「う~いりああと5じかん~」
「Σダメよ馬鹿!早く起きなさい!」
みなさん
おはようございます。
朝になりました。
ルナちゃんはお眠でございます。
凄い眠い。
私は布団の中でモゾモゾっと動いた。
「イリア~。手貸して~。」
布団の中から手を差し出し助けを求める。
なんか起き上がれない。
目開かない。
「あたし忙しいんだから早くしてよね」
恐らく支度をしてて忙しいイリアの気配が私の近くまでやってきた。
「ほらっ…………ってあんたどうしたの!??」
「ほへぇ~~?」
私の手を握った瞬間イリアが意味わからんこと言い出した。
どうしたん?イリア。
私が顔を覗かすともっとビックリした様子。
にしても、イリアの手に違和感を感じる。
なんだよ
マジで。
「あ…あんた…かっ鏡見て見なさいよ!」
そう言って私に鏡を差し出した。
きっと寝癖だな
私の寝癖はまじで素晴らしい。
ん?
でも手を握ってた時点で
ビックリしてたな。
あ、成長期きたか?やったな私。
「ホントに…どうせ寝癖の事でしょ?」
受け取り自分を見ると。
「全くイリア大袈裟…す…ぎ…って!…えええぇぇぇぇぇぇぇぇ!??うそん!!???」
有り得ません有り得ません。
全て夢です。
てか、マジだったら泣く。
非化学的だよ。
幽霊より有り得ない。
有り得たら怖い。
ちょ、待て。
変な汗かいてきたぞ。
だって……ねぇ。
ありえ無さすぎだよ。
聖女サマの噂より有り得ない。
や、一緒くらいか。
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