へーんしぃーん!

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「やっぱりか…ルナ。 お前なんか隠してるだろ?」 図星だよぉぉぉぉぉぉぉ! やっぱりって何だよ! やっぱりって! 何? 昨日ちょっと怪しんでたの? やばいな…どうしようか。 「ほら!とにかくはルカの話!ほらほら!」 なんとか話を逸らそうと心見るが。 「あ、僕はみんなと一緒について行くよ。だからイリア。」 「うん。よろしくね。ルカ」 「ほらルナ。話せよ。」 オイ! 大事なシーンぽいとこそんな軽く終っていいのかよ! ルカの馬鹿!イリアの阿呆!スパーダのボケェ! 「でもほら!聖女サマ助けなきゃ!」 「何言ってるのよ!仲間が先に決まってるじゃない!」 「………………。」 「ルナ。」 諦めました。 話します。 「わかった!わかったから。 そんな怖い顔で見ないでよ! ちょっと長くなるよ」 一度みんな顔を見合わせるともう一度私を見た。 「えっとね。まずは私はこの世界の人間じゃないの」 「ど、どうゆう事!?」 始めに声をあげたのは ルカ君。 落ち着けルカ。 「落ち着いてルカ。 ちゃんと話すから。」 私がそう言えばルカは コクッと頷いた。
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