ベッピンさん登場

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「スパーダったらぁ~ そんなにルカが好きな訳? やだわぁ。禁断の恋なんかしちゃって★」 「「「は?(え?」」」 私がスパーダにそう言うと 一斉にみんな私を見た。 何さ。 私なんか言いました? 「Σオレが何でルカを好かねぇといけねぇんだよ!」 「あんた…ずっとそう思ってたの…? 救われないわね。スパーダ。」 「はぃ?」 何ですか。 違うの?ルカじゃないんだ。 えー。じゃあイリアか? ま、私はまず無いだろ。 うん。 だって私から見れば スパーダは兄さん的存在であって、 そういう系ではないし。 てか まず私恋愛型な乙女じゃないしな。 その後 私やスパーダ、イリア(ルカ時々)の会話は進んだが 結局はよく分からなかった。 先に進んで行くと 何十個あるか分からないほどの 大きな緑色っぽいシリンダーの中に 人が入れられている場所に着いた。 中の人間はピクリとも動かない。 でもよく見ると呼吸はしているようだった。 まぁ、生きてるみたい。 スゲェなどうやって息してんだ。 「うわぁ。スンゲェ…。 こんなんリアルにあるんだ…。」 マジ無いわ。 鼻に水入るじゃん。 鼻イタッ!みたいな。 地味に痛そうでまた嫌だな。 「ヒドい…。転生者だからって何してもいいってわけ?フザケンナっての!!」 「転生者…だから。 捕まって兵士にされるか、 こんな風に閉じこめられるしか、 生きてられないのかなぁ」 ルカが方を落とした様子で言った。 やだやだ。 前世とかマジめんどくせぇ。 転生者に対して扱い酷いな。 おんなじ人間なのにさぁ…。 やっぱ頭狂ってるな。 脳外科行け。 「んな事あってたまるかよ! オレぁ真っ平ゴメンだな。」 ゴメンとか 私は全力で遠慮… いや拒絶いたします。 近付くなを連発します。 触れられたら腐ると 発言しまくります。 とりあえず、 何があっても あの地味に痛いのは嫌。 てか 私水キライ何だよね。 嫌な思い出があるから。 飲み水とかいいけど 海とかさ。川とか 見た瞬間吐き気する。 だから全力で目を逸らす。 おっと 話がズレてきた。
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