出会い 一日目

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「僕の名前は…憂、射命丸憂です」 「あやややや! 私と同じ名字!これはびっくり… あ、申し遅れました、私、 幻想郷の新聞記者、射命丸文です。 お見知りおきを~」 と、文さんは名刺を私に差し出した。 手書きで可愛らしくて女の子らしい字だった 「はぁ…で、僕を取材して なにするんですか?」 「それはもちろん! 新聞の記事にして、号外を出すんですよ! 外界の人が幻想郷に来るなんて滅多にありませんから!」 とテンションが上がりっぱなしの文さんは布袋の中に手を入れた 「来たくて来た訳じゃないんだけどなぁ…」 布袋からカメラのようなものを取り出して レンズをこちらに向けた。 そして文さんが「失礼っ」と 言うと、カメラのようなものから カシャッという音が出た音が出ただけで、 フラッシュはでなかった。 カメラのようなそれはカメラ だった。 文さんはカメラの横から 現像された写真を取り出し呟いた 「うんうん、可愛らしい顔です」 「ねぇ、文さん… って可愛らしくないです!///」 「なんですか?」 「さっき僕が住んでる世界とは別の世界って言いましたよね?」 「えぇ」 文さんは手帳のメモを 整理しながら言った。 「僕は僕が住んでた世界には もう戻れないんですか?」 僕、帰ったら早くからレンタルしてる けいおん!を見なくちゃいけないんだ… 「うーん…戻れることも ありますけど、一人で 無理すると大抵死にます。」 「ΩΩΩ>な、なんだってー!? じゃじゃあ僕は元の世界には…」 文「今の所方法がありませんぬ」 レンタル料金やばいwwwwwwwwwww もう3日間延滞してるんだよwwwwwwwwwwwwwwwwwww
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