滅びゆく世界

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2545年 ついに地球は崩壊の時を迎えていた… 二酸化炭素による温暖化は致死問題になるまで悪化し北極は消滅した 紫外線を遮るオゾン層もほぼ消滅した 毎日のように地震や津波、噴火が起こり人類の40%が消えた。 しかし、人類は科学の力を結集し、地球崩壊を回避しようとした 「タルタロス」という兵器を開発した タルタロスは空に打ち上げられ地球に必要なものを再生し地球に悪影響をもつものを排除するという人智を超えたプログラムだった。 タルタロスのおかげで温暖化は収まり、各地の自然災害も完全に止まり地球本来の姿を取り戻したかのように思えたがタルタロスは人間をも地球にとって危険とみなした タルタロスは圧倒的な力をもって人類を排除した… しかし、残ったわずかな人類は遺伝子を操作し「能力者」を作った 能力者達によってタルタロスを破壊することに成功した… それから2000年後の4545年 人口のほとんどが能力者だった
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