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彼女の舞が終わると
「さっきから口をポカーンと開けていらっしゃるけどなにかあったのですか?」
レオンは我にかえる
レオン「いや、屋上で寝ようと思ったら、綺麗な踊りをしてたから!」
女の子はこちらにやってくる
「そうですか。私も退屈してましたの、お話しでもしませんか?」
2人は屋上の一角のベンチに座る
レオン「綺麗な踊りだな。踊りが得意なのか?」
「はい!踊りは大好きなんですの、えっと…」
レオン「レオン=フリード、レオンでいいよ、」
「レオンさんですか。私はユウナ=クレセントっていいますよろしくお願いします!」
レオン「クレセントってじゃあ君がお姫様!?」
ユウナ「む!わたしはお姫様じゃありませんよ!普通の学校にいきたいからわざわざお城を抜け出してきたんです。」
レオン「変わったお姫…いや女の子だな。」
ユウナ「だからレオンさんも変に気を使わないでいいですからね!」
いやいや、気を使ってるのはユウナの方だろ。
それから俺らは他愛のない話しに夢中になっていた
時間の経過がとんでもなく早く感じられたしその時間だけ世界が変わったような気がした
なんかこいつに凄く惹かれる
髪をかき分ける時にでる髪の毛の甘い香りがその思いを強める
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