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漆黒の夜の闇の中でゆっくりと悪がうごめく
1人の男が狭く暗い路地を走り抜ける
「はぁはぁ!やってやったぜ!!やっぱり人を燃やすのはたまんねーな!!」
男は走り続ける。
一方そのころ
ピーポーピーポー!!
ホテルのまえにサイレンを鳴らした救急車やパトカー、消防車があつまる
パトカーから1人の警官が飛び出して現場を眺める
「ったくなんだってんだこんな時間に!おい状況は?」
1人の若々しい警官が答える
「はい!ちょうど一時間前ほどここで火災があったと通達があり地元の消防団がかけつけたところ中から5人の焼死体を発見!5人とも損傷がひどく身元の確認はとれてません。犯人はいまだ逃走中です!」
「みたところ何もないところでこの火力ってことはなかなかの『能力者』だな
おい、『クロノス』に救援を要請しろ」
男は青ざめる
「ク、クロノスでありますか?」
「聞こえなかったか?どのみちこの犯人は俺らの手に負えない」
「わかりました。」
男は静かに無線をとる
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