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ピーガーガガガ、
『はい、こちらクロノス第三支部』
『警視庁です。ムーンホテルの前で能力者による殺人事件が発生したので救援をお願いしたい。』
『かしこまりました。犯人の特徴と能力はどのような?』
『犯人はまだ男ということしかわかってません。能力は炎系等です。』
『わかりました。さっそく向かわせます。』
ブチ、
「ですって支部長どうします?」
「ふっ、それなら問題ない『漆黒の堕天使』が向かってる」
男は狭い路地を永遠の走り続ける
「はぁはぁ!これくらい逃げればやつらも追ってこれないだろ!!」
男は足を止め少しそこに座る
「やあ、お兄さんそんなに急いでなにしてんの?」
男ははっと振り返る
闇の中から現れたのは赤髪の青年だった
男はちょっと安心してため息をつく
「やあ、高校生がこんな時間に外に出ちゃだめだろ?」
青年はゆっくりと歩み寄る
「いや~ホントはこんな時間に出たくないんだけどね。外から『血』の匂いが臭くてたまらなくてさ。」
男の表情は一変するが青年はは極めて冷静
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