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「な、なんなんだおまえ!?」
青年は男に向かって走り出す
「名乗るほどのものじゃないよ。」
「くそっ!『業火』ぁ!」
男の手のひらから火炎放射が発射される。
ボォォォォォ!
「はっはっは!燃えちまい!」
「おりゃ!」
青年は火炎放射を切り裂く!
火炎の明かりに照らされ両手に握りしめているものがはっきりとわかる。
「黒刀!?いや、ブラックガンブレード!漆黒の堕天使か!?」
漆黒の堕天使はそのままブラックガンブレードで男の左肩を突き刺す!
「ぐわぁ!!」
男は左肩から懸命にガンブレードを抜こうとする
「くそぉぉぉお!抜けろ抜けろ!!」
「さいなら~!」
漆黒の堕天使は一気にトリガーを引く!
バァンッ!!
発射された弾により男はかなりの距離を吹っ飛ばされる、
「く…そ…」
男はそのまま気絶する、
「加減はしてやった。死んではいないはず。」
青年は携帯を手にとる
『こちらレオン、任務完了』
『お疲れ様です。すぐに処理班を向かわせます。』
『それと支部長に伝言…』
『はい?…』
レオンはスッと息を吸い込む
『高校生にこんなじかんに依頼をたのむんじゃねー!!!!
明日は新学期なんだぞこのバカヤロ!!!!』
漆黒の闇の中、レオンはその場を後にする
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