上手く行かない人生ゲーム

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その夜は４人部屋のみんなとも打ち解けることが出来て少し嬉しかった。

二日目の面接。

大きな体育館で100人以上の人間が並べられた椅子に座り待機し、順番に体育館の奥の通路の部屋に入っていく。
面接が終了すると帰っていいシステムで、遠方から来た順に帰っていく。

近場の大阪人のぼくは最後の方だ。

｢終わったー…｣
と安堵の表情を浮かべた受験者が次々と帰っていく。
残り何十人かとなった頃、僕の番が来た。