零日目

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時は午後九時を回った。 辺りを変な静けさが包む。 『シゲ~!コンビニ行くか』 たっちゃんは夜食を買いに行くと言い出したのだ。 成輝も腹は減っていたので、了承し、外へ出た。 『うひゃー!!!』 この声の持ち主はたっちゃんでも成輝でもない。 しかし、聞き覚えのある声。 『誰だっけ?』 『腹減った』 会話になっていない二人だった。 ちなみに、腹減ったと言った方が成輝だったりする。  
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