永遠の平和
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魔王を倒してからの人々の俺への扱いは一変し、なにもしなくても食べ物にも寝る場所にも困る事はなかった。 俺は何不自由なく、俺が導いたこの平和な世界で順風満帆に暮らしていた。 しかし人間とはみんなでわかち合う大きな幸せほど、その幸せをすぐに忘れてしまうものだ。
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