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「――って、ぁ、ゴメンね。すっかり放置して。」
相川さんが僕に向き直る。
『大丈夫、相川さんの友達?』
「空でいいょ。..そぅ、こっちが永遠で、こっちが涼風。」
相川さ...空が二人を紹介してくれる。
「空、もう新しい友達見っけたの?」
永遠と呼ばれた子が口を開く。
彼女は派手めなボーイッシュ系で、
金髪に短髪、
耳には沢山のピアス。
そして、整った顔立ち。
世間一般では、美形と言うのだろうか。
何となく、僕とキャラが被る感じである。
「ぅん、隣座っていい?って声かけたの。」
「へー、やるじゃん、俺、綾瀬永遠(アヤセトワ)よろしく。永遠でいーよ」
想像した通りの
一人称である。
『僕は、咲本翼。よろしく。僕の事は好きに呼んでいいよ。』
「好きにってなんだよ(笑)」
『名字でも、名前でも好きなようにどうぞ』
「じゃ、翼。」
と、男同士のような会話で進んでいく。
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