朝は毎日起きるのがダルい

5/5
前へ
/13ページ
次へ
正直、教師がこんな感じでいいのだろうか… すごい思うがやっぱり銀八先生だからまあいいか 「はぁ~い、じゃあ朝のHR始めんぞ…ってその前に、出席とっとくか…お~い、いねぇ奴いるか?……よし、いねぇな」 そう言って出席簿に印をつけ…ってちょっと待て!いない奴が手なんか挙げるかぁ~ だが、私は声なんか出さない、だって小心者だもん そんな私の声を聞いてくれたのか、誰かが手を挙げる。あれは…おお神楽ちゃん! 「先生、出席簿が反対になってるアル」 あ…本当だ、ってそこ!言うとこそこなの!まあ確かにそこもだけどそこもだけどさぁ~! 「これは逆さまじゃありませ~ん。こうゆうデザインなんです~」 嘘つけ~!今戻しましたよね!見栄すいた嘘なんかつくなや~ 「先生」 次も手が挙がる。お、土方さんではないか!よしよし言ってやれ! 「教室でタバコを吸うのはどうかと思うんですが」 はい?タバコ?煙草かよ!あの先生いつも吸ってるじゃん!つか、お前はどんだけ煙草が気になんだよ!実は吸いたくて気になるんだろ~が! 「ちげ~って、何回言わすんだよ…これはレロレロキャンディっだって。なんかレロレロしてるから煙がでてる感じがするんだって」 と言って銀八は口に入ってる煙草…あれ?本当にキャンディだ って違う違うほらぁ、だから誰か出席の取り方を突っ込めって…そうだ!こここそ新八君の出番ではないか!よし、新八君早く突っ込めって! 新八君は、真っ直ぐ黒板を向いたまま呟(つぶや)いた 「てか、欠席者が手なんか挙げるわけないじゃないですか」 「呟やくな~!お前はつぶやきシローか!そんなキャラじゃないだろ~が君は!」 思わず叫んだ私は皆の視線を受けた
/13ページ

最初のコメントを投稿しよう!

41人が本棚に入れています
本棚に追加