学校の先生の中には眠くなる話し方の人が一人はいる

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はあ~ 私は盛大なため息をこれでもか!ってほどに吐く だって吐きたくなるもんだよ?このクラスじゃあ一番大人しく過ごしている私が、でかい声で突っ込み君に突っ込んでるんだもん… あれ?新八君ボケにデビュー?…いやいや、あの子には突っ込みしかないはず!私よりも突っ込みの鬼! ってそんな問題じゃないんだよ…問題はあんなに大勢の前で叫びながら突っ込む私自身のバカさ加減だよ 今思い出しても恥ずかしい 恥ずかしいって言葉が頭の中を飛び回る 「珠理ちゃん。早く着替えないと次の体育遅れるわよ!」 そう妙ちゃんに言われて時計を見る…ヤバイ後たったの二分しかない― ダッシュで体操服に着替えながら頭の中は妙ちゃんのいつも通りな感じにちょっとホッとするってかなんというか…まあ、とりあえず体操服を着た また息フーっとを吐く…っと言っても別に落ち込んでる訳ではない なんとなく吐きたくなったのだ ほら気合いを入れる感じで なぜなら今日の体育は多分私の好きな柔道だから
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