おとなしい奴とか言って家じゃあ一番うるさい

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全く、この母親は…最初のシリアス感が台無しではないか ちょっとため息を吐いてみる まあ、私が起きないのも悪いし、これ銀魂小説だから仕方ないけど…普通は怒りながら布団とかを引っ張って起こすもんじゃないのか? 「珠理…あんたは少女漫画の読みすぎだぞ☆」 「なんで心の声が聞こえてんの!そんなによんでないし!それに、なに?その☆マーク!付ける意味あんの!イラッとくるよ」 はあ~ またため息が出る…私の朝はいつもこんな感じに始まる…まあ、学校じゃあ違うけどね 「朝ごはんでしょ?今起きるよ」 これは、一刻も早くこの家から飛びだそう。これでは私がもたない… 珠理は制服の掛かっているタンスの前に急ぐ 「あ…いっけない。朝ごはん、まだ作ってないわ」 母はテヘっといい、少し舌をのぞかせたあとに台所へと帰っていった ……………いや 「なんでだよ~~~」 爽やかに晴れ渡る空の下 珠理の悲しい叫びが響き渡った…
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