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疲れた……非常に疲れた
私の前には自分の下駄箱
なぜこんなに疲れているかは走って来たからだ
あのあとご飯を作り出した母だが、いかんせんご飯を作り忘れるくらいのマイペース人間だ…
あのあとはそりゃあマイペースに
「味噌汁にしようかしら?それともスープにしようかしら?
やっぱり日本の朝は白米に味噌汁にサンマよね。よし…」
とか言って、白米を洗う所から初めだした…
時間がヤバくなったのでとりあえず食パンをくわえてたが、母が
「珠理、少女漫画的パターンで食パンとか古いわよ」
そのあとの母との言い争いで、結局は走らないと間に合わない時間になってしまったのだ…まあ、走ってきてみたらなんでかいつも通りの時間に着いたけどね
上履きを履くのさえきつい…全くもって疲れる、突っ込みというのは
教室の扉をガラリと開ける
すると激しい言い合いが聞こえて来た
「何言うアルか。絶対に醤油ネ」
「てめぇこそ何言ってやがんでぃ。目玉焼きには当然ソースでさぁ」
ビンゾコ眼鏡をかけたアルアル娘の神楽ちゃんとスーパーマンTシャツを中に着たサド王子沖田君がにらみ合いをしている…っとそこへ、平々凡々の眼鏡、新八君が現れた
「ああもう二人共落ち着こうよ…どっちでもいいじゃない。人それぞれの好みなんだしさ」
「コショウ派のダメガネはそこでクシャミ連発でもして黙ってるネ」
「誰がダメガネじゃ!ゴラァ。しかもクシャミ連発したら黙ってないじゃないか???」
二人のケンカにさらに一人加わる
そこへ逆A髪の男、土方さんが乱入
「てめぇらいいかげんにしろや」
「土方さん」
「目玉焼きにはマヨネーズと決まってんじゃねぇか」
「お前だけだぁ~」
どうやら目玉焼き談義をしているらしい
うん…新八君ほどは疲れないな…うん
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