二人の恋と結末

7/10
前へ
/15ページ
次へ
レン「わっ、すみません!リン、はぐれないように…って、リン?」 …はぐれてしまった レン「ヤバい、どこに…」 カサッ なにやらポケットから違和感がする レン「手紙?」 『行きたいトコあるから行ってくる!〔false world〕っていうカフェで待ってて!』 レン「全く、家のお姫様は…、おっと…」 ドン ぶつかった時に手紙を落とした レン「やべ…」 カサッ 誰かが手紙を拾った 「あの…落としましたよ」 レン「あ…すみません」 手紙を拾ってくれた相手は、緑の髪に緑の目をした人きれいなだった レンの胸に突き抜ける感覚があった ─ヤバい、一目惚れした…─ その人が立ち去った後、少しぼーっとしていた レン「…そうだ、この場所いかなきゃ。にしても、一緒にいた人はカイト様によく似てたなぁ」 手紙にあった場所に向かっているときも、あの人の顔が頭から離れなかった その手がその人の血で染まると知らずに
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加