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レン「わっ、すみません!リン、はぐれないように…って、リン?」
…はぐれてしまった
レン「ヤバい、どこに…」
カサッ
なにやらポケットから違和感がする
レン「手紙?」
『行きたいトコあるから行ってくる!〔false world〕っていうカフェで待ってて!』
レン「全く、家のお姫様は…、おっと…」
ドン
ぶつかった時に手紙を落とした
レン「やべ…」
カサッ
誰かが手紙を拾った
「あの…落としましたよ」
レン「あ…すみません」
手紙を拾ってくれた相手は、緑の髪に緑の目をした人きれいなだった
レンの胸に突き抜ける感覚があった
─ヤバい、一目惚れした…─
その人が立ち去った後、少しぼーっとしていた
レン「…そうだ、この場所いかなきゃ。にしても、一緒にいた人はカイト様によく似てたなぁ」
手紙にあった場所に向かっているときも、あの人の顔が頭から離れなかった
その手がその人の血で染まると知らずに
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