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ウルキオラ「くそ…、こんなに人間がいると二人の気配が解らない」
教会の屋根の上、ウルキオラは必死になってリンとレンを探していた
近くの路地
リン「おじさん、これ頂戴!」
「あいよ」
大量の果物を買っているリンがいた
リン「え~と、あとは…」
キョロキョロと周りを見ながら大通りに出た
そして見つけたのはカイトだった
─あ!カイト様だ!─
声をかけようと近くに行こうとすると、見知らぬ緑の女と手をつなぎ、行ってしまった
─嘘、誰よ、あの人…─
しばらく立ち尽くした後、ふらふらと待ち合わせのカフェに行った
カフェ[false world]
レン「全く、単独行動とるなら言ってよ。心配したよ…リン?」
リンは泣いていた
レン「どうしたの!?何かあったの!?」
リン「なんでも…ないの…、帰ろう…?」
レン「うん…」
二人は駅に向かった
ウルキオラ「いた、帰るのか…、?。なぜ、二人の感情が沈んでいる?これも心の所為なのか?」
ウルキオラは心を持たない黒翼大魔、なぜこうなったかは解らないままだった
目に映らぬ心とは何か、ウルキオラの永遠の謎でもあった
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