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それから十一年後
リンは十四歳となったリンは黄の国の女王となっていた
その政治は悪政と呼ぶに相応しかった
税金は高い上に臨時徴収と言う名目で国民から金を巻き上げていった
イールフォルト「リン女王、予算がもうありません」
リン「イールフォルト大臣、わたしの言うことはわかるでしょう?
お金が足りなくなったなら愚民どもから搾り取りなさい!
逆らう者には粛正を!」
こんな具合で国民からお金を巻き上げては、結局は自分の調度品に使っていた
城下町の農場
兵士「臨時徴収だ!金をだせ!」
スターク「またあんたらか!もう金はねぇって言っているだろう!」
兵士「黙れ!!女王様の命令だ!」
リリネット「あんたたちのせいで馬も牛もみんな死んじゃったじゃない!!でてってよ!!」
兵士「やかましいぞ、小娘!子供だからといって容赦はせん!!」
シュラッ
ザンッ
兵士は剣を抜き、リリネットを切り捨てた
スターク「リリネット!!てめぇっ!!」
兵士「どの道お前等は反逆罪!今ここで引導をくれてやる!!」
ザンッ
兵士は向かってきたスタークも切り捨て、家の物をすべて運びだすと火をつけた
兵士「者共!これは見せしめだ!!」
といって去っていった
こんな惨劇がよく起こっていた
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