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夕食の時、太平洋戦争の話になって留学生が特攻隊について、
「特攻隊の人はしにたかったんじゃなくて、親や兄弟を守るために死ぬのは嫌だったけど死を選んだんですよね」
って質問してきた
家族全員、どう答えていいか分からず黙っていたら祖父が、
「嫌だの死を選択したのだのとかじゃないんだよ。命をどう使うかを考えた末の事なんだよ」
と留学生に話した
あまり口数が多くない祖父だったし、ほとんど家にホームステイに来た留学生とも会話して無かったから祖父の言動にちょっと戸惑った様子だったけど何かを感じたのかご飯を食べながら泣いていた
留学生は次の日から帰るまで祖父べったりになった
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