回想─悪夢─

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俺の名前は一ノ瀬 優弥(イチノセ ユウヤ) 六歳までは、両親とともに幸せに暮らしていた。そう、六歳までは……な 忘れられないあの日が来るまでは…… それは、両親とドライブに出かけた日の夜のことだった この当時、俺はまだ六歳で無邪気なものだったな おっと、話しを戻そうか 俺達は高速道路のインターで夕食を終え、自宅に向けて高速を走っていた その時、俺の人生を大きく変えたであろう出来事が起こった 急に前方から猛スピードで、大型トラックが俺達の乗る車に突っ込んできたのだ あまりにも急な出来事に、両親はどうすることもできず、車はトラックと正面衝突した その衝撃で、俺達の乗る車は2、3回転して壁に叩きつけられた どうやら突っ込んできたトラックは、その後壁に突っ込んだようだった
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