感動

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中学生、俺が魂に火がつく瞬間を感じたのが中学生のときだった。 小学生のときよく覚えてないからそういうことにしておく。 中学生のときはとにかく周りと同じになりたいと感じてた。でも一年の二学期あたりに気が付いた…"そんなのつまらん"。 だからちょいと変わった人になろうとした。酒も飲み出したしタバコも吸ってみた。…なにか違う。武器を買って武装してみた。…違う…。 なにをしても刺激がたりない。さぁどうする。 中学二年だったかな?ソルトレイクシティオリンピックがあったのは。それの閉会式が俺に火をつけた。 派手な閉会式、その最後を締めくくるロックバンド、"BON JOVI"。彼らが閉会式で歌ったIt's my life という曲。聴いた瞬間、見た瞬間鳥肌が立った。かっこよかった。その瞬間俺はロックに染まった。染まるのは嫌いだった。でも何故か気持ちがよかった。 周りと違う人になれたか?きっとそうじゃない。でも周りと違う人なんて目標は捨てた。大切なのは、自分の好きなこと、夢中になれることに、どれだけ命を注げるか、魂を注げるか。ただ変わった人でもそれができてなきゃつまらない。 あのロックに染まり初めたとき、間違なくなく俺はロックに魂を注いでいた。そしてその時、俺の周りの世界だけ、少しの空間だけだけど…めっちゃ②最高の世界になってたはず。 あの人があぁしたから私もこぅする?くだらねぇ。クソくらえだ。自分の胸に聞いてみな。あんたの魂、いま動いてるか??
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