数え歳

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そして、生まれて来ると、その子は家族という、小さなコミュニティの基地に受け入れられ、親族、隣近所、村、町の一員となります。 それは、今とは比べものにならない程、情報伝達や物流、移動に時間と労力を要する時代でしたでしょうから、孤立するなんて事は一番「死」の身近な条件だったでしょう。 そこで、生まれてからは「お正月にみんなで一つ年をとる」になるんだと思うわけです。
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