命の重さ

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命の重さ

個より連帯を重んじるという、この感覚は今や忘れられつつあると言えます。 世の中の風潮は、むしろ否定的でさえあります。 けれど、ひとたび大災害が起これば、人々は一様に、「助け合いが大事だ」と言います。 生きるか、死ぬかに直面したとき、不自由さに苛まれたとき、人は一人では生きて行けないということを感じずにはいられなくなる。そういうことなのではないでしょうか。
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