二撃目

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都内某所、ホテルに張り込んで五時間が経過した。 (なかなか大臣来ないな~情報あってるのかな?) 僕が不安に思っていると一本の電話が、 『只野君逃げてっ…プッ』 『滝城さん?滝城さん!!』 訳が分からないがとにかく逃げることにした。 二時間後 特に変わったことはなく(体に二発、足に一発の銃弾を受ける)時間だけがすぎていった。 『取り敢えず朝十時過ぎてるんで帰ります!』 そう留守電に言い残し家に帰った。 家に帰ると何やら様子がオカシイ。 『ただいまー、母さん外の高級車は一体…大臣!!』 『今日からあなたのお父さんよ』 『えっ!?』 『宜しくヒトマくん!』 『えっ!?大臣…ですよね』 『それと貴方は本当の息子じゃないの』 『えっ!?か、母さん…いや義母さん…』 『私は元々本当のお父さんだ』 『オヤジ!?』 説明すると、僕は大臣にアメリカで二歳まで育てられ、とある事情により今の母さんの養子となり、たまたま母さんと出会った大臣が恋に落ち、今に至ったわけだ。
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